MANABIYAに行ってきたよ(2日目)
MANABIYA2日目の記事です。
今日聞いたこと
The Angular World
Angular日本ユーザー会会長の稲富さん(@laco2net)による講演。スライドはこちら。
以下勝手な要約。
Angularは、単なるフレームワークではなく、統合開発プラットフォーム、またエコシステムの側面も持っている。
フレームワークとして:CoreとFeatureに分けられ、各種ライブラリがまとまったものとしてのAngular。チーム開発に向いている。
プラットフォームとして:CLIやLintツールなどが提供され、開発支援が手厚い。
エコシステムとして:多くの開発者とコミュニティ、整備されたリリース。
ウェブフロントエンドは過渡期にあり、SPAが一般化する中で、GUIアプリケーションの知見を取り入れている段階。その中で、Webにもとめられる機能は多く、さらに環境が異なる(ブラウザの違いetc)ところを吸収できるよう、フレームワークを使うことは必須。Angularは、ややこしいところはブラックボックス化し、アプリ開発に集中できる。(要約終わり)
ReactでSPA作るよりAngularで作っていったほうがたぶん楽。
エンジニアのための経営戦略
サイボウズの西尾さん(@nishio)による講演。スライドはこちら。
要点としては、
「損切りを考慮しつつ、新しいことに挑戦していく(スモールステップ)」
「時間というリソースを知識に振り分ける戦略(知識獲得戦略)」
「知識獲得戦略における知識獲得術としての知識の横流し戦術」
というところ。ある分野で専門性を高めていくことだけが知識獲得戦略ではない。複数の違った分野にまたがって知識を獲得し、分野Aで得た知識を分野Bで使う(見返りに分野Bの知識をもらう)みたいな、知識で"貿易"するような戦略もあるということ。
ググっても存在しない知識を得るって難しくて、ググれば出てくるけど理解が難しい知識を分かりやすく教えられるって方向でいくのもありだよね。
プログラミングのクロスセッション
プログラミング言語やらのクロスセッション。型付けとバグとか、スピードと綺麗さとかいろいろ話してた。大体忘れた。
まとめ
MANABIYA両日で、Web/モバイル/インフラ/xR/AI/プログラミングといったさまざまな分野の話を聞けたのはとても有益だった。IoTについてはほぼ触れてないので、今後何かしらの機会を見つけたい。
MANABIYAスライド集的なツイートがあったので張っておく。
#MANABIYA Twitterで呟かれていた登壇者様の資料をまとめたhttps://t.co/hupdS2VBEG
— 焼きそばメロンパン (@ice_arr) 2018年3月24日